チョコの奴隷

Team S( SKE48 ) チョコの奴隷歌詞
1.チョコの奴隷

作詞:秋元康
作曲:重永亮介

青空はいつだって思わせぶりで
もうすぐ春なのに風は冷たい

僕は見てる教室の片隅で
カバンの中 隠している
この恋の答えを…

今日だけはチョコの奴隷
振り回される僕だよ
君の想い 聞けるのなら
今ここで跪(ひざまず)いてもいい
ちょっと甘くて(ちょっと甘くて)
ちょっとほろ苦い一日さ
その手伸ばして
男は叫ぶ
女王様 愛をください

太陽と愛しさはどこか似てるね
晴れたり曇ったり陽射しが変わる

気のせいかな 君が近づいて来る
後ろの手に持ってるのは
ありえないミラクル

今日こそはチョコの奴隷
もったいぶって焦(じ)らすなよ
ご褒美とか貰えるなら
一粒の涙を見せよう
だって嬉しい(だって嬉しい)
長かった僕の片想い
世界中の
孤独な者へ
女王様 愛をください

バレンタインデーは
恋の期末テスト
ドキドキだよ 日常が
採点される

今日だけはチョコの奴隷
振り回される僕だよ
君の想い 聞けるのなら
今ここで跪(ひざまず)いてもいい
ちょっと甘くて(ちょっと甘くて)
ちょっとほろ苦い一日さ
その手伸ばして
男は叫ぶ
女王様 愛をください


2.バイクとサイドカー

14カラット(SKE48)
作詞:秋元康
作曲:若田部誠

僕らは西へと向かい走っていた
君を乗せたサイドカー
僕のバイクで…

蜃気楼が揺れるような長い道
埃っぽい風の中にセンターライン
並んで走るだけでわかるんだ
生まれた街を捨てても
悔いなんかないよ

荷物は何にも持ち出せずに
あの部屋に残したままで
愛に急かされ飛び出した

僕らは自由の音を響かせてた
強い日差し ゴーグルそっと外して
未来を見上げてみれば 空はひとつ
ただひたすら飛ばすんだ
どこかへ着くさ

白い羽根を回している風車(ふうしゃ)たちが
太陽に反射しながら時間(とき)を刻むよ
心のその片隅 残る棘
若さはいつも無謀で
すべてに傷ついた

誰にも別れを告げぬまま
手を取って家を出たのは
いつか話した夢のせい

僕らは西へと向かい走っていた
左側のサイドカーに君だけ乗せて
誰より近くにいたくて選んだんだ
目指す場所は永遠さ
いつか着くだろう

タンデム以上にひとつになりたかった
生きることって素晴らしい

僕らは西へと向かい走っていた
左側のサイドカーに君だけ乗せて
誰より近くにいたくて選んだんだ
目指す場所は永遠さ
いつか着くだろう

どこかへ行こう


3.それを青春と呼ぶ日

旅立ち卒業組(SKE48)
作詞:秋元康
作曲:毛塚雄太

誰もいない劇場(シアター)
灯りの消えた狭いステージ
客席の真ん中で
私は別れを告げる

同(おんな)じ夢を目指して
仲間と歌い踊り続けた
あの日の汗や
ひたむきさを
思うだけで胸が締め付けられる

ありがとう
過ぎ去った日々よ
私のすべて
振り向けば
つらかったことさえ
輝いてる
大切なその記憶を
ずっと この胸に抱いて
何も後悔ない足跡
それを青春と呼ぶ日が来た

客席から見えた
私は頑張っていたのかな?
ステージのその姿
誰かに誉めて欲しかった

自分の道が見えずに
何度も辞めようと思ったけど
他のメンバーの頑張りを見て
自分に足りないもの気づかされた

ありがとう
新しい道よ
私の未来
どこまでも
太陽がその先を
照らしている
ゆっくりと目を閉じれば
きっと 思い出すでしょう
いつか帰って来るこの場所を
それを青春と呼ぶ日が来た

ありがとう
多くの仲間よ
見守る人よ
なぜだろう
この頬を濡らすのは
寂しいから
ゆっくりと上を向いて
涙 我慢して笑う
もっと素敵になって会おうね
それを青春と呼ぶ日が来た


4.Darkness

作詞:秋元康
作曲:KENGO

Love is darkness…

If night were to fall, oh, upon the two of us
Everything would vanish, oh, like a shooting star

今の愛は1センチ先が見えなくて
手探りをして求め合った深い闇よ

僕は君の何を見ていた?
何を知っていたのだろう?
狭い窓が
無限大と勘違いしていたよ

消えてしまおう
この悲しみの外へ
記憶は散らばるだけ
輝くことのない星
絶望がすべて飲み込んで行く
微(かす)かな光や音も…
僕の腕が抱きしめてた
ぬくもりさえも塗り潰されて
Dark…Dark…

どんな時もいかなる状況でもこのまま
報われない運命でも影でいいさ

君は僕の何を信じる?
何を犠牲にするつもりか?
鏡の中
その本音はどこに隠してあるの?

閉ざしたハート
もう幕は下りてる
未来は意味がないさ
時間はすでに止まった
新しい空が始まらないなら
空気の動きや匂いも…
僕の幻想でしかない
愛している
愛されている…

もしも奇跡がこの闇を裂いても
太陽なんて見えないだろう
ずっと どこまでも
永遠に君をただ想い続けて
僕は深い闇に息を潜めたい

消えてしまおう
この悲しみの外へ
記憶は散らばるだけ
輝くことのない星
絶望がすべて飲み込んで行く
微(かす)かな光や音も…
僕の腕が抱きしめてた
ぬくもりさえも塗り潰されて

誰も知らない銀河系の涯(はて)まで
答えのない命は輪廻する


5.追いかけShadow

紅組(SKE48)
作詞:秋元康
作曲:若田部誠

雨が降り始めたけど
私 濡れても構わない
しと しと しと しと
心に染みてく
ここで待っていれば
あなたがバスから降りる
何を話せばいいの?

愛に素直になれなかった
青い意地っ張りを許して
平気なふりしてソッポ向いたけど
歯痛(はいた)のように
憂鬱になって
じっとしてなんていられない

追いかけShadow
私はShadow
濡れたアスファルトに佇(たたず)む影よ
追いかけShadow
愛しきShadow
目の前にはいつもの住宅街
私の涙が黒く塗りつぶす

雨は霙(みぞれ)に変わって
寒い かじかむ指先
しん しん しん しん
身体(からだ)が冷えてく
何を耐えていれば
あなたは許してくれる?
私たちの続き

店を飛び出してしまったの
だってちょっと可愛い彼女が
あなたの耳に何か囁いたわ
帰り際にはハグしながら
笑顔で過去か未来 探してた

悲しみShadow
今すぐShadow
そっと気配消して 影になりたい
悲しみShadow
ハートはShadow
そう確かに私はここにいても
あなたに見えない深い闇でいい

追いかけShadow
私はShadow
濡れたアスファルトに佇(たたず)む影よ
追いかけShadow
愛しきShadow
目の前にはいつもの住宅街
私の涙が黒く塗りつぶす


6.冬のかもめ

白組(SKE48)
作詞:秋元康
作曲:中川司

白い息吐いて(白い息吐いて)
砂浜走った(砂浜走った)
なぜ 冬の海へ(なぜ 冬の海へ)
君は来たかったのだろう?

冷たい風の中で
僕に抱きついた
君の涙

かもめよ
連れてっておくれ
遠くへ
海を渡って
かもめよ
連れてっておくれ
僕らは
ここじゃないどこか
楽園があること
信じているんだ きっと

何も言えぬまま(何も言えぬまま)
波を聴いていた(波を聴いていた)
どうすればいいか(どうすればいいか)
思いつくような気がして…

大人は一方的に
2人の若さを
責めているんだ

かもめよ
教えておくれ
自由は
どこにあるのか?
かもめよ
教えておくれ
今すぐ
見えない翼を
この背中に広げ
旅立つつもりだ 空へ

かもめよ
連れてっておくれ
遠くへ
海を渡って
かもめよ
連れてっておくれ
僕らは
ここじゃないどこか
楽園があること
信じているんだ きっと